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論旨退職

労使トラブル・企業間のトラブル対策ブログをご覧いただきありがとうございます。

日本の労働環境はすさまじいスピードで変化し、「ブラック企業」もあれば「モンスター社員」も
存在します。
このブログでは「経営側」目線と「働く側」目線の両サイドから、様々な企業トラブルの事案の紹介や
対策の紹介を役立つ記事を書いています。

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■あいつはクビだ

様々な労働問題や不正の調査に携わらせていただきますが、やはり不正の事実や証拠が収集できると、経営者サイドは「よし!解雇する」となるのは当たり前です。しかし、注意が必要です。

取得した証拠がいくら裁判で通用するものであっても、就業規則に明記されおり懲戒事由に該当する場合でも「はい、お前くび」は非常に危険です。

なぜならば、「遺恨」を生むからです。そうです、「逆恨み」です。
そんなの関係ないって突っぱねるのは良いのですが、これが忘れた頃にやってきます。

労働基準監督署や弁護士事務所などから、不当解雇ではないか?3年前に起きたケガは本来労災のはずでは?ハラスメントの証拠があります。等と、何とか一矢報いてやろうと攻撃を仕掛けてくることがあります。そこに掛ける時間やコストは馬鹿にできません。

では、どうすれば良かったのか?
これが正解!と言う訳ではないですが、我々が過去の事例から良いと思う手段は

会社   ●●君、きみ●●の件(不正)について身に覚えがあるよね?

●●君  えっ?何のことです?

会社   いや、事実確認や証拠は撮れて、現在弁護士と対応を協議中だ

●●君  ・・・・・・

会社   本来、解雇や訴訟と言う手段を取る必要があるんだが、会社としては
君の未来を潰してしまう事は望んでいない。
出来れば、事態を認めて賠償するものは賠償してもらい、会社として解雇という手段を
取らせないでほしい。
そうすれば、自主退職扱いで、退職金も多少用意してあげられる。

●●君  そうですか・・・・わかりました

というケースは多く扱ってきました、何度も言いますがこれが正解ではないのですが、逆恨みをされてって事は今までありませんでした。

「窮鼠猫を噛む」追い詰めすぎると、びっくりするくらい噛んできます。

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