介護パワハラ
労使トラブル・企業間のトラブル対策ブログをご覧いただきありがとうございます。
日本の労働環境はすさまじいスピードで変化し、「ブラック企業」もあれば「モンスター社員」も
存在します。
このブログでは「経営側」目線と「働く側」目線の両サイドから、様々な企業トラブルの事案の紹介や
対策の紹介を役立つ記事を書いています。
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訪問介護のヘルパーが訪問先の利用者さんよりパワハラを受けている
■パワハラ老人
介護トラブルと聞くとニュースでよく見る「入居老人の虐待」をイメージするが、実はヘルパー虐待は日常的に高頻度で起きている事案です。
それを基に、「辞めます」というヘルパーさんも少なくはありません。私だったら確実にオジーちゃんにキレてしまいそうですが、そこはさすがプロ、寛容かつ福祉の心が強いので我慢をしてしまいます。
逆に会社の上司だったら、他者と不満の共有でストレス発散する事が出来ますが、各自が会社の外で毎回違う理不尽な目にあっているとそうはいきません。よって終業後、家に帰ってもお風呂に入っていても嫌な気持ちを和らげることは出来ないケースが多い様です。
介護パワハラと普通のパワハラの最も大きな違いは「認知症」です、イヤミ上司やネチネチ先輩と違い理屈はないのです、そして当の利用者さんも「いじめてやろう」と言う悪意はないのです。
ではどうするのか?最低限必要なのは、「録音」です、それを基に家族に是正を求めたりすることが可能です。そこでのポイントは
1、一回だけの録音でなく最低でも複数回「日常的」である事を示す
2、メインの部分ではなく、会話や状況の前後を取る必要があります。*訪問から退出まで撮りましょう。
日本の社会で「老人介護」は必要で重要な職業です、ヘルパーさんを守る事は社会を守る事に繋がると思います。
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