商品横流し
労使トラブル・企業間のトラブル対策ブログをご覧いただきありがとうございます。
日本の労働環境はすさまじいスピードで変化し、「ブラック企業」もあれば「モンスター社員」も
存在します。
このブログでは「経営側」目線と「働く側」目線の両サイドから、様々な企業トラブルの事案の紹介や
対策の紹介を役立つ記事を書いています。
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横領と聞くと、経理担当が会社の通帳から何年にも渡り金銭を詐取するイメージですが、実際多いのは「商品の横流し」、会社が仕入れたものを個人で転売し、不当に利益を得るパターンです。
その中でも最も多いのは「中古車買取業」です、この場合、仕入れるのではなく、買取希望で来たお客さんを、「弊社では100万だけど、私の知り合いの業者だと110万円ですから、紹介しましょうか?」の手口で、お客さんを横流しし、横流し先から「手数料」を頂く手口。立派な横領・犯罪です。
そもそも、100万円ではなく、元々その会社も120万円までの枠を持っているにも関わらず、あえて低い値段を提示し、他社に誘導する。
会社は、宣伝広告費・人件費・販売利益を失う事になります。
弊社が証拠収集し、訴訟になった案件は数知れませんが、当事者は驚くほど「犯罪意識」が低いのです。
不正を暴く事も、させない環境を作る事の両立が求められます。
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【アジア危機管理グループ】
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